しばらく歩くと、周りは食材から日用品まで色々な物を売る市場が道路を埋め尽くしていた。人々が沢山で活気付いている。更にピッピーとホーンを鳴らしながらバイクが通過する。少し違うが、日本でいうとアメ横の活気で道端に店があるような感じだね！
そして何か昔の日本の匂いがする。はっきり言って臭のだが、私には懐かしいような新鮮なような感じがして、とても心地がよかった。
市場を過ぎて道端を歩いていると、突然私のすぐ横にタクシーがやってきた。タクシーからスラッとしてきれいなアジア人が降りて私の目の前にやってきたのだ。
そのアジア人は「カオサンロードは何処？」と言ってくる。話をしているうちに、そのきれいなアジア人と一緒にタクシーに乗りカオサンロードへ向かう事になった。
その後、アジア人であるそのマレーシアのオカマには危ない目にあったが、何とかカオサンロードに到着した。
「旅のトピック『マレーシア人のオカマとカオサンロードへ』参照」
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| 王宮ワット・プラ・ケオ | バンコクの道路 | 道を歩いている象 |
そんなこんなでやっと「カオサンロード」にデビューしたのである。
カオサンロードは凄い！通り一面にはお店や旅行会社・ゲストハウスが立ち並び、カフェに欧米人や日本人がたくさん集まり、ショッピングをしている人々で賑わっている。さすが世界最大のバックパッカーの地だ！
翌日、午前中に王宮やワット・ポーなどのバンコク周辺の主要なテンプルを観光。やはり観光地には、欧米人や他のアジア人・日本人などのツアー客がたくさんいる。
午後になって、いくつかテンプルとムエイタイに行こうと思い、あるテンプルを見ていたところでタイ人のオヤジに声をかけられた。オヤジはいくつかのテンプルとムエイタイを見てトゥクトゥクで30バーツで周ってくれると言う。おいしい話には罠があって危うく高額な宝石を買わされるところだった。
「旅のトピック『エクスポート詐欺に遭遇』参照」
バンコクでハマったのがタイ式マッサージ。1時間140バーツ(\350)で全身をマッサージしてくれる。この旅の疲れを癒してくれるマッサージに毎日通っていた。
バンコクで3日程過ぎると、初めは圧倒されたバンコクの街の雰囲気も自分の旅生活の中に溶け込んでくる気がした。初めの頃は「トゥクトゥク(三輪のタクシー)」を多く使っていたが、徐々に安い路線バスを使うようになった。
バンコクに着いて4日目、カオサンの宿で一緒にいた日本人ツーリストとウィークエンドマーケットに出かけた。ウィークエンドマーケットは名前のとおり週末だけ開催し、地元の人が利用するため安くショッピングが出来る！
カオサンロードから路線バスで1時間程走りウィークエンドマーケットへ(3.5バーツ(\9))。会場は衣類からアクセサリー・食品・動物と何でも揃い、ゆっくり買い物が出来た。安いといっても、買う時はやはり値段を交渉するのだ！
初めは、安いTシャツを言い値で買おうとしたが、同じ宿の連れが「もっと負けられるよ」と言った。元々このマーケットは安いのだが、それでも初めのいい値より1割安く購入。まだこの頃は買い物するにも四苦八苦って感じだね。
買い物の後は屋台で食事。ヌードルや野菜・ビールも飲んで2人で100バーツ(\250)。屋台の食事もうまいし、チャンビールでほどよく酔ってう〜ん満足！
帰りも路線バスを使った。でも夕方だったのでバンコクの凄まじい渋滞にハマり、エアコンが付いてないこの赤バスに2時間以上乗ってクッタ・クタ！この交通渋滞もバンコクの１つの観光だね。
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