おや？今日は随分と自由にさせてもらってるな。ペンタゴン（グローブ）だけだ。
これが悲劇の幕開けとなる。
主任！マジでしっかりしてくださいっ！！
元気になり、起き上がり始めてしまい手に負えない。今日もやはり拘束着が必要
になってしまった。
しかし、この主任、拘束着のつけ方が分からない。「これ〜どうやるんだろう」
ここ２日間、見てきたので、大体のことがわかるので、
私「ここにこの紐を通して・・・」というと、適当にユルユル拘束着のできあがりだ！
（え〜〜〜？！これでＯＫっすか？）と思ったが、満足げな主任。
これでもう安心と思ったのであろう。しかし、また動き出す。
ペンタゴンは自力ではずした。
またつけてもはずすので、注意して手の動きを見ててよしとしようと思った時、
主任「どうしてはずしちゃうんですか〜もう、どうしたらいいんだろう〜
奥さんが見てて、グローブはずすのを止めてくれなきゃ、だからこういうことにな
っちゃうんですよ」と、両手をベット柵にとめた。
（え〜〜〜〜？！挙句の果てには、私のせいにするってか？）
はじめて、拘束されている姿がかわいそうで、涙が出そうになった。
いままで、いい看護婦さんが多いな〜って思ってたのに、こんな看護婦もいること
に気づいた。
主任には任せられない！と思い、面会時間ぎりぎりまで滞在。３時間。
疲れた・・・
