バンコク・アユタヤ編 バックパッカーデビュー 4/4
| アユタヤからバスでバンコクへ戻った。 バンコクでは友人からの頼まれ事があり、以前知合ったタイ人の女性へ手紙とケーキを渡して欲しいと言われていた。しかし友人がそのタイ人女性の住所を知らないのだから大変だ！ とりあえず「彼女は○○ホテルの側のレストランで働いている」と言われていたので、その事を手がかりに探し歩いた。彼女が働いているレストランを見つけて、そこで働いているおばさんに尋ねてみた。 「○○さんはいますか？」と言うと、おばさんは「知らないねぇ」と応えて一緒に働いている何人かの子供にも聞いてみたが、まったく心当たりが無いとの事だった。どうやら既に彼女はそのレストランを辞めているようだ！ 国際電話で友人に聞いてみるとマンションの名前が分かった。トゥクトゥクで探しまわった末、ようやく彼女が住んでいるマンションを見つけた。管理人に頼んで部屋へ電話をしてもらい、私が「○○さんのお宅ですね」と言うと、子供のような声をした女性が電話に出て「もう住んでないわよ」と応えて電話を切られてしまった。 これで彼女の住んでいる当てが全く無くなった。色々な人に聞きまわってオリエンテーリングのような気分で少々楽しんでいたのだが、結果は残念だった。 こんなへこんだ私を見て、トゥクトゥクのおじさんは「君はベリーグッドなハートの持ち主だ！」と訳の分からない慰めを受けジュースをごちそうしてくれた。 翌日カオサンロードに別れを告げ、贅沢にもタクシーでバンコク国際空港へ向った。バンコク夕方発のフライトは、夜デリーに到着するのだ！色々な人から夜のデリーは怖いよ！と脅されていた。初めてのインド、不安でいっぱいだ。 −４／４− |
| 旅の日記へ戻る | インドの足跡へ | 旅の足跡トップページ |