パキスタンについて パキスタン国旗
パキスタンの人々 『パキスタン』、日本人にとって馴染みが薄いこの国を意識した人は少ないのではないでしょうか。

パキスタンは１９４７年にインドから分離独立。国土が日本の約２倍強で人口が１億５千万人を占めるイスラム教徒の大国。国技のクリケットが盛んで、街を歩くと大人も子供もみんなクリケットで遊んでいる。しかし街の子供に『一番好きなスポーツは？』と質問したらフットボールと答えられ拍子抜けしてしまった・・・。

インドの西に位置するパキスタンは、灼熱の太陽が降り注ぐ砂漠から標高８０００ｍを超えるヒマラヤ・カラコルム山脈が存在し、南にはインダス河の終点であるアラビア海。

未知の世界が旅心をそそる魅力あふれる国でモヘンジョ・ダロやインダス河などがよく知られている。

フンザとは？

フンザの景色 フンザとは、町の名前ではなく旧王国の名前で、遥か昔はアレクサンダー大王が遠征してきた地域といわれている。

世界最後の桃源郷と言われて長寿の里としても知られている。またフンザは『風の谷のナウシカ』の舞台ともいわれ、壮大なカラコルム山脈の眺めと美しい農村風景が魅力の一つで、多くの旅人の憧れの地でもある。

フンザは１９４７年のパキスタン独立後も、「ミール（藩主）」が代々治めるフンザ王国として、独自国家を保ち続けたが王政は１９７４年に廃止されて、パキスタン北部の地域として現在に至る。

今回の旅では、パキスタン人のフレンドリーなやさしさ、自然に出る笑顔に多く触れることができた。
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